お薬の飲み方について
こんにちは🎈朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。ここ最近一気に寒くなったような気がします😥
みなさんは、病院や薬局でもらったお薬をどのようにのんでいますか?お薬はよく「お水で飲んでください。」と指導されると思いますがなぜお水でのまなきゃいけないのか、他の物でのむとどのような影響が起こるのか見ていきましょう。
★水なしで飲んじゃだめ?
錠剤やカプセルをそのままのみこんでしまうと食道や胃の粘膜に直接触れることで傷つけてしまい、潰瘍や出血を起こすことがあります🤯🤯ゼラチン性のカプセルは特に唾液などの少量の液体ではべたべたしてのどや食道にひっかかりやすくなります。
★お酒
アルコールは多くの薬に影響を及ぼします。絶対にお酒でお薬を飲んではいけません💥💥特にアレルギーの薬や、眠剤などと一緒に飲むと、作用を増強させてしまい意識障害や強い眠気を引き起こす危険があります。このほかにも、さまざまな薬がアルコールと反応して作用、副作用増強だけでなく、アルコールの分解を抑制することによる頭痛、嘔吐、血管拡張などの症状が現れることもあります。
★カフェインを多く含むもの(コーヒー、緑茶など)
中枢神経を刺激するカフェインも薬の飲み合わせとは注意が必要です。喘息のお薬として使われるテオフィリンやアミノフィリンという成分はカフェインと同じ系統の成分であるため、カフェインを多く含む飲み物と一緒に飲むと作用が強く出てしまい、震え、不眠、吐き気などを引き起こします。
★牛乳
カルシウムやタンパク質を豊富に含む牛乳は薬との相互作用に注意が必要です。抗生物質の中には有効成分がカルシウムと結合して、効果が半減してしまうものもあります。
★グレープフルーツジュース
医師や薬剤師に、グレープフルーツジュースよく飲む?ときかれたことがある方も多いのではないでしょうか。グレープフルーツジュースの中に薬の代謝酵素を弱める有機化合物を含むため薬の代謝に時間がかかってしまい、お薬が強く効きすぎてしまう危険性があります。血圧のお薬(Ca拮抗薬)や血液さらさらのお薬など注意が必要です。
このようにお薬と反応してしまう飲み物はたくさんあります。もしお水で飲みにくい場合は、小さい錠剤に変えてもらうとか、最近では口の中で溶けるタイプの薬やフィルムタイプの剤形も出ているので、医師や薬剤師に相談してみてください。オブラートや服薬ゼリーを使ってみるのもいいと思います!
中には体の中に入ってから徐々に溶けて効果を発揮するお薬や、胃や腸で溶けるように設計されてる薬もあるので、砕いたり割ったりして飲まないようにしましょう😥
今回は少し長くなってしまいましたね。今年も残すところ1か月です。体を冷やさず、体調を崩さないようにしましょう😀💞