かかりつけ薬局・かかりつけ薬剤師とは?

かかりつけ薬局」とは、処方せん薬をもらうだけでなく、薬や健康に関する相談が気軽にできる身近な薬局のことです。

その薬局の中で、相談しやすく信頼できる薬剤師をあなたの「かかりつけ薬剤師」とすることができます。かかりつけ薬剤師は、勤務経験が3年以上、薬剤師研修認定等を取得しているなど、様々な条件を満たした十分な経験のある薬剤師が担当します。

かかりつけ薬剤師をもつメリット

その1

薬の専門家が身近にいるから安全・安心に薬を使用できる


他の医療機関で処方されている薬や、市販薬、サプリメントの服用等の情報を把握します。同じ作用の薬がないか、飲み合わせが悪くないか確認し、不要な薬の服用を防ぐことができます。また、患者さんの生活リズムなどをふまえ、患者さんに適した指導を行います。

その2

薬局が開いていない時間にも薬の相談ができる


夜間・休日など、薬局が閉まっている時間でも24時間お薬に関する相談に応じています。薬の使い方や副作用に関することなど、気軽に相談することができます。

その3

医療チームのサポートを受けられる


処方内容を確認し、必要に応じて医師への問い合わせや提案を行います。患者さんにお薬を渡した後も、患者さんの状態を見守り、残薬(手元に残っている薬)調整も行います。

かかりつけ薬剤師をもつには?

薬局で「かかりつけ薬剤師」を希望し、同意書などの手続きをします。かかりつけ薬剤師となるための条件を満たした薬剤師の中から、ご希望の薬剤師を1人お選び下さい。もし引っ越し等の理由で、変更や取り消しをしたい時はいつでも申し出ることができます。

負担金額について

通常の薬剤服用歴管理指導料に代わり、かかりつけ薬剤師指導料という負担が発生します。

例)3割負担の場合
60円または100円程度負担が増えます

※所得や加入している保険によって負担金は変わります。詳しくは薬局にお問い合わせください。

※もしかかりつけ薬剤師が不在の場合、その薬局の他の薬剤師が、かかりつけ薬剤師の記録した情報を元に対応します。この場合、追加の費用(かかりつけ薬剤師指導料)はかかりません。

薬局は薬や健康のことなど何でも相談できるパートナーです。まずはかかりつけ薬局を決めましょう!